Kashiwa Ramen 鷄白湯+酒粕のHybrid🍜

Kashiwaと言いますと、九州では人気店の「秀ちゃん」だったり「だるま」のオーナーで味を作っているラーメンのカリスマのひとり「河原秀人」さんがプロデュースを手掛けるお店です。特にシグネチャーの鶏白湯は多くのファンがいます

そのKashiwaの鶏白湯と日本酒を作る時に出来る「酒粕」を融合させたラーメンが出来ました。

「酒粕ラーメン」。

スープを一口。まずは甘酒を飲んだ時に感じるのと同じ、酒粕を風味を感じます。その直後にKashiwaの旨味たっぷりの鶏白湯が口の中に広がります。スープが喉を通ってお腹に流れて行った後に、何となく「ぷは~」という感じのアルコールっぽさも感じました。麺は多分22番くらいの細麺に入るタイプです。見た目が若干茶色身がかっていて、食感も独特の歯ごたえがあり、麺を噛むと口の中に香ばしさが若干ひろがるので全粒粉系の麺だという事がすぐにわかりました。この麺がスープをよーく拾い上げてくれます

トッピングは、鶏チャーシュー、味付き半熟煮卵、キクラゲ、それに少しの辛子高菜です。この辛子高菜がポイントです。この酒粕ラーメン、想像よりも酒粕の風味がしっかりします。これだけですともしかしたら最後の方は気持ち的に一杯になってしまうかも知れませんが、辛子高菜をスープに混ぜる事によって旨味も増しますし、バランスの取れた味へと変化します。

因みに、このラーメンに使われている酒粕はEast LAのCovinaで日本酒と地ビールを製造されている「Nova Brewing」のものなんだそうです。

ラーメンという日本の文化と、日本酒の醸造から出来る酒粕という日本の伝統が見事に融合したラーメンです

https://www.thekashiwaramen.com/